中東「捕手」、天谷を刺す

石原、倉に続く捕手がなかなか出てこない
われらが広島東洋カープですが、
活きのいい選手が頭角を現してきました。
外野手と兼務の中東選手です。
紅白戦で俊足・天谷選手の二盗を阻止しました。
中東自身も足がありますから起用方法次第で
面白い存在になるのではないでしょうか。


http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200902160070.html

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「捕手・中東」猛アピール 初の紅白戦、岩本が二塁打 '09/2/16

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 広島は15日、春季キャンプで初めての紅白戦をした。

 初めての実戦に考慮して、投手陣は1イニング15球までの球数制限を加えた、変則ルールでプレーボール。試合は打者の仕上がりの良さが目立ち、六回表終了までに計21安打が飛び出した。1軍生き残りを懸ける小窪と上村が3安打でアピールしたほか、ルーキーの岩本は林から右翼フェンス直撃の二塁打を放った。(木村雅俊

 ▽中東、天谷の二盗阻止 外野もできる捕手に再挑戦

 「捕手中東」の可能性を感じさせる1球だった。紅白戦の四回、速く正確な送球で、天谷の二盗を阻止。「将来の盗塁王を刺しました。最初にいい印象を残せたのは大きい」。外野もできる俊足の捕手として、勝負のスタートラインに立った。 (日野淳太朗)

 新人の2年前もこの時期、掛け持ちに挑戦した。ただ今回違うのは、捕手として勝負していること。早出で外野ノックを受け、あとは捕手練習に費やす。「基礎が身に付いてきたと思う。実戦で出せるかが課題」。早速、成果が表れた。

 石原、倉に続く3番手の座を上村と争う。捕手としての経験では圧倒的に不利だが、脚に加えて外野もできるという武器がある。「自分は(1軍当落の)ぎりぎりのラインにいる。だから一つ一つが中途半端になってはいけないし、それが自分の生きる道」。ブラウン監督は「いろんな武器を持っていれば使いやすい」と可能性に期待する。

 WBC日本代表候補合宿に参加する石原は最長で3月末まで、チームを離れる。今後の紅白戦とオープン戦では確実に出番が増える。「いいタイミングで挑戦できた。あとは結果を出すこと」。野球人生を占う1カ月半になる。

 ▽ルイス初投げ 軽く40球

 ルイスが投手陣のしんがりブルペン入り。「七十パーセントぐらい」という軽めの投球で、シーズンへの試運転に入った。

 直球とチェンジアップを交ぜながら40球を投げた。「初回としては十分。今日は汗をかくのが目的だった」と余裕しゃくしゃく。ブルペンのマウンドは新球場のマウンドと同じ硬さにしてあり、「アメリカの硬さと似ているので気に入った」と喜んでいた。

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