届け快投花巻へ!

広島東洋カープのルーキー中村恭平投手が
また抑えたようです。開幕一軍に向けて
視界良好の様子。ほんと、中村投手の
頑張りで岩手が東北が元気づけられたら
いいことだと思います。



http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2011/03/15/0003867342.shtml





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中村恭 届け快投花巻へ!!


 広島のドラフト2位・中村恭平投手(21)=富士大=が14日、ソフトバンクとの試合形式の合同練習で登板して2回を無安打無失点。最速147キロをマークし、これで6試合計8イニング連続でゼロを並べた。東日本大震災の影響で、18日に予定されていた岩手県花巻市にある母校、富士大の卒業式は中止が決定。思い出の詰まった東北の地を勇気づけるためにも、開幕1軍をつかみ取る。

  ◇  ◇


 岩手県花巻市にある富士大は、大震災の影響を受けた。野球部は沖縄でキャンプ中だったものの、知人の中には3日たっても、まだ安否の分からない人もいる。中村恭は試合後、「これからまた連絡してみます」と言い残し、球場を後にした。


 時間があけば携帯で電話をかける日々だが「すぐに切れてしまう」と現地とつながらない。母校のグラウンドや寮、校舎の状況なども関係者に連絡が付かず「分からない」という。18日に出席予定だった卒業式が中止になったことも、この日知った。震災さえなければ、久々に友人と再会できるはずだった。


 この日は、不安や悲しみを抱えながらのマウンド。中村恭は今やるべきことをやり、そして結果を残した。


 2番手で登板した六回は3人でピシャリ。最後は、松中を外角126キロのスライダーで三振に斬った。七回には1四球を与えたものの、最速147キロをマーク。内川は一ゴロに仕留めた。


 2回無安打無失点。これでオープン戦から6試合、8イニング連続で無失点だ。大野投手チーフコーチは「直球に力があり、安定感がある」と高評価した。この日、ライバルの大島は2軍に降格。リリーフ左腕として開幕1軍がはっきりと視界に入ってきた。


 「運がいいだけです」と中村恭はまだ気を緩めない。4年間を過ごした東北の地を勇気づけるためにも、まだまだゼロを並べる快投を見せるつもりだ。


(2011年3月14日)


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