梵、石井琢に挑戦状

広島東洋カープ梵英心遊撃手が
新加入の石井琢朗内野手との
レギュラー争いにやる気を見せています。
去年は不振をきわめた梵選手ですが、
このチーム内の競争で輝きを
取り戻してほしいものです。


あと、ブラウン監督が前田健太投手に
打撃練習指令を出しているのが笑えました。
本当に新球場第一号ホームランを打つのかも?


http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200902080079.html


*********************************

梵、石井に挑戦状 見て学び、レギュラー奪取 '09/2/8

 石井の加入により、最大の激戦区となった遊撃。昨季大不振だった梵にとって大きな壁となるはずだが、そんな焦りはみじんも感じさせない。「レギュラーを取るためにやっているし、負けるつもりはない。今年、自分がやらないといけないのは分かっている」。強い言葉と気迫とともに、ライバルに挑戦状をたたきつける。

 ▽打ち方戻し好調キープ

 守備練習時の気持ちに、張りがある。ノックの順番は常に梵の後に石井が続く。捕る、投げるだけでなく、そこに「見る」という動作が加わった。「すべてがすごい。球への入り方、バウンドの合わせ方など、何かまねできる部分があるのではないか」。リーグを代表する遊撃手から、素直に学ぼうという思いが出てきた。

 打撃も好調で、首脳陣から高評価の声が上がっている。このキャンプは昔の打ち方に戻した。新人王に輝いた2006年のように両ひざを大きく曲げて構える。沖縄にパソコンを持ち込み、この3年の自分の打撃のDVDを見直した。「調子がいい時期は下半身をどっしりとさせている」と気付いたからだ。

 始まったばかりの定位置争いは、快調に滑り出した。「正直言うと、石井さんが入ってくれて良かったと思っているんです」。大ベテランとの競争を、殻を打ち破るきっかけにしようと考えている。(五反田康彦)

 ▽大竹納得の140球

 連日の20度を超える快晴に、大竹が乗せられた。ブルペンで今キャンプの投手陣最多となる140球を投げた。「すごく気持ちを入れて投げられた。これも暖かいからできること」と笑顔を見せた。

 マウンド後方にビデオカメラをセットした。「投手からの球筋を見たかった。しっかり上からたたき付けるイメージで投げると、良かった」と何かをつかんだ様子。2年連続開幕投手の期待がかかる右腕は、ハイペースで仕上げている。

 ▽マエケンに仰天指令「打撃練習を」

 ブラウン監督が前田健に、仰天指令を下した。ブルペンで投球練習を終えた直後に近づいて「ちゃんとバッティングの練習をしておけよ」。

 本来、投手陣はバント練習はしても、本格的な打撃練習はしない。ブラウン監督は「彼は打撃に魅力のある選手。ケース打撃や犠打ではなく、エンドランのサインだって出すこともある」と説明。「(7、8番に)打順を上げる可能性だってある」と、打者前田健の才能に大きな期待をかけていた。

*********************************