「福井世代」も悪くない

昨日入団会見を行った若鯉たちでしたが、
やはり注目は早稲田大学福井優也投手でした。





カープファン、高校野球ファン、早稲田ファンには
周知ですが(巨人ファンにも?)、福井投手は
高校時、ジャイアンツのドラフト4位を蹴って
一浪して早稲田大学に入学したため、斎藤投手、
大石投手らとは『同級生』ではありますが、
年齢は1歳年上です。福井投手の年代では
オリックスのT―岡田選手、ヤクルトの村中投手らが
同学年にあたり、実績を残しています。
これに対して福井投手は「福井世代…にしましょうか」と
発言したそうです。記者さんへのサービスもあったと思いますが、
プロの『先輩』を押しのけて出世頭になってくださいね。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000009-spn-base



ついでに、古い記事ですが、こんなのも見つけてしまった。↓
早大“ドラ1”3人衆 愛されキャラ斎藤、実力大石、毒舌福井』
先日の神宮大会決勝を前に書かれた記事のようですが、
まぁ、これくらいは「毒舌」のうちには入らないんじゃないかな?
逆にプロ入り前からこんなことが言えるところに魅力を感じます。
あとは実力が伴ってくればいうことないのですがね。ガンバレ。


http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20101118/bbl1011181615006-n1.htm



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 日本ハムにドラフト1位指名された斎藤佑樹(22)、西武ドラフト1位の大石達也(22)、広島1位の福井優也(22)の豪華3投手を擁する早大東海大と対戦する「明治神宮野球大会」決勝は、雨天順延による“水入り”を経て、きょう18日に神宮球場で行われる。対戦相手さえもメロメロにさせる愛されキャラの斎藤、毒舌の福井、実力派の大石−いずれ劣らぬユニークな存在感を示す3人は期待通り、あらゆる面で来年のプロ野球を盛り上げそうだ。(宮脇広久)

 「僕は(斎藤と)完全にメル友です」。決勝を前にほおを赤らめて告白したのは、なんと敵将の東海大・横井人輝監督(48)である。

 横井監督は2006年まで東海大菅生高の監督を務め、「斎藤には過去3戦3敗」と明かした通り、早実時代の斎藤に対し、05年夏の西東京大会5回戦、同年秋の都大会決勝、06年夏の西東京大会準々決勝と3度にわたって敗れている。煮え湯を飲まされっぱなしの宿敵だが、憎もうとしても憎めない。

 今夏の世界大学野球選手権で日本代表コーチを務めたのを機に斎藤とメールアドレスを交換。東海大首都大学リーグで優勝を決めると、すかさず斎藤から「おめでとうございます」とメールが送られてきたのだという。

 斎藤の方も「そうなんです。自分が初めて甲子園出場を決めたのが東海大菅生に勝ったとき(05年秋の都大会決勝で勝ち、翌年のセンバツ出場確定)だったので、縁を感じます。(横井)監督からはいつも励ましのメールをいただいています」と透き通るような目で明かす。

 早大が16日の準決勝に勝った直後、ベンチ裏で斎藤と顔を合わせた横井監督は「決勝では先発で来い!」と声をかけた。これに対し斎藤は、「思わず『もちろんです』と勝手に言っちゃいました。僕が決めることじゃなく、(早大の応武)監督が決めることですけど」と必殺王子スマイル(?)。

 こうまでされては、横井監督が「(斎藤は)敵であっても、いい仲間。気持ちのいい選手です。高校時代から彼の成長を肌で感じられるのもうれしい」と、とろけてしまうのも無理はない。

 したたかなのか天然なのか…いずれにせよ、敵をつくらず、対戦相手からも憎まれない才能は、斎藤がプロの世界を生き抜いていくうえで武器になるはずだ。

 斎藤とは違うスタイルで存在感を示すのが福井。決勝前日、報道陣からの注文で取材に応じると、東海大3年の最速157キロ右腕・菅野智之投手(21)との対戦について「来年の神宮大会で頑張ってほしい。今年は(優勝しなくて)いいんじゃないの?」と笑わせた。

 菅野が「実力を示したい」と張り切っていると伝え聞いても、「(菅野は)すごい投手であることは、もうわかっているじゃないですか。ジャパン(日本代表)や首都リーグで十分です」と言い返してみせた。

 東海大打線の印象については「そんなにいつも見ている相手ではありませんが、(東京六大学秋季リーグ2位の)慶応の方が怖い。というか、あまり意識してないです」と言い放つ。これはこれで実にプロ向き。報道陣からはありがたがれ、ファンの注目も集めそう。

 もともと高校(済美)時代の甲子園通算勝利は斎藤を1勝上回る9勝を挙げているが、巨人のドラフト4位指名を拒否し、一浪を経て、1歳下の斎藤と同級生になった苦労人である。

 一方、「3人の中で、トークは最も未開発」といわれるのが大石。もっとも、MAX155キロは早大3人衆の中で最も速い。今ドラフト最多の6球団から1位指名入札を受けたことからも、評価の高さがわかる。早大の守護神から西武・渡辺久信監督が構想する先発への転向がスムーズに進めば、成績で一気に話題をさらう可能性が高い。

 2月のキャンプインからといわず、自主トレ段階でも、この3人が主役を張れるライバル関係を形成し、下降気味といわれていたプロ野球人気に熱気を持ち込むことになる。

▼斎藤 佑樹(さいとう・ゆうき) 1988年6月6日、群馬県生まれ、22歳。早実高では3年春のセンバツで8強、夏の甲子園では決勝再試合を含む全7試合に先発し全国制覇。ハンカチ王子の異名を取り、一躍スターに。秋の兵庫国体も制した。早大に進学し東京六大学リーグ戦通算61試合31勝15敗、防御率1・77、371回1/3、323奪三振。最速150キロ。176センチ、74キロ。右投右打。背番号10。ドラフト会議ではヤクルト、日本ハム、ロッテ、ソフトバンクの4球団が競合の末、日本ハムが交渉権を獲得した。

▼大石 達也(おおいし・たつや) 1988年10月10日、福岡県生まれ、22歳。福岡大大濠高では1年から左翼でレギュラー。2年秋から投手専任。3年夏は県大会初戦で敗退し、甲子園出場なし。早大では守護神を務めるかたわら、野手としてのセンスを買われ遊撃手、中堅手、代打でも出場。リーグ戦通算60試合10勝3敗、防御率1・63、155回、217奪三振。最速155キロ。182センチ、82キロ。右投左打。背番号1。横浜、楽天、広島、オリックス阪神、西武の6球団が競合し、西武が交渉権獲得。

▼福井 優也(ふくい・ゆうや) 1988年2月8日、岡山県生まれ、22歳。愛媛・済美高では1年秋からエースとなり、2年春のセンバツで全国制覇。同夏の甲子園でも準優勝。3年夏を含め、甲子園に3度出場した。巨人から高校生ドラフト4巡目指名されたが拒否し、1年間の浪人を経て早大入学。リーグ戦通算35試合11勝3敗、防御率2・57、136回2/3、144奪三振。最速152キロ。177センチ、78キロ。右投右打。背番号11。ドラフトでは大石に入札して抽選に外れた広島から1位指名された。


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