福井投手ほろ苦凱旋

4月3日の広島東洋カープ
広島東洋カープ1−6ヤクルト】
チャリティマッチ



カープは昨日もヤクルト投手陣に抑えられて
負けたようです。また、期待のドラフト1位、
福井優也投手が登板しましたが、5イニングで
5失点と課題を残しました。ただ、崩れたのは
4回だけだったようで、そのへんを修正できれば
なんとかなるような感じがします。逆に問題は打線。
連続完封負けは免れたものの、1点だけとはさびしいのう。




http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2011/04/04/0003921809.shtml




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広島・福井5失点、ホロ苦神宮凱旋


「慈善試合、ヤクルト6‐1広島」(3日、神宮)

 広島のドラフト1位・福井優也投手(23)=早大=がヤクルトとの慈善試合に先発し、5回5失点とプロの洗礼を浴びた。プロ初被弾も喫するなど、ほろ苦い神宮凱旋となった。ただし、乱れたのは四回のみで、開幕6戦目、4・17巨人戦(マツダ)でのプロ初登板初先発予定も変わらず。福井は強気に前を向いた。

  ◇  ◇

 早大時代に慣れ親しんだ神宮のマウンドで福井がプロの洗礼を浴びた。三回までは最速146キロをマークするなど、無安打の満点投球が、一転。魔の四回を迎えた。

 先頭の川島慶に四球を与え、安打と四球で無死満塁とすると、5番・相川に高めの直球を中越え2点二塁打。続くバレンティンには低め直球をパワーで左翼席へ運ばれた。プロ初被弾の3ランで一挙5失点を喫した。

 5回3安打5失点。5四球と制球に苦しんだ。「ストライク先行で投げられなかったのが今後の課題」と反省。それでも悲観の色はなかった。

 「オープン戦で経験することもある。立ち上がりは良かった。高めに浮いた球は打たれる。低めに投げていけば抑えられるし、先頭に四球を出せば点を取られる。改めて分かりました」

 打たれたことで多くの収穫を得たと強調。この日は早大の同級生・斎藤佑(日本ハム)も楽天戦で初回に3失点した。「斎藤も同じことを言うと思いますよ」と、福井は平然と言い切った。

 前回3月24日の登板(マツダ)では阪神を5回無失点に封じ、開幕ローテ切符を手にした。野村監督は「あの回(四回)までは完ぺきだったね。(四回)2つの四球がなければね。あの辺りがもうひとつ」と注文を付けた。そして「(ローテ)当確は出ているし、組み替えることは今のところない」ときっぱり。予定通り、開幕6戦目となる17日、本拠地で対巨人先発マウンドを任せる。

 この日は早大時代の知人、友人も多く応援に駆け付けていた。「名前を呼ばれた時は(感慨が)ありましたね。マウンドは硬くて投げやすかった」。昨年11月18日、明治神宮大会決勝で先発し、チームを優勝に導いて以来の神宮登板をしみじみと振り返った。

 「あの回(四回)だけですし、落ち込むことはない。シーズンまで最後の試合は反省を生かしたい。シーズンではしっかり投げたい」と、強気が身上のドラ1右腕は胸を張った。今後は、デビュー戦G斬りへ向けた総仕上げに入る。10日のウエスタン・中日戦(由宇)での最終調整登板を経て、本番に臨む。

(2011年4月3日)


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